c.情報の充足度 上記の各項目に対して「必要かつ優先度が高い」と回答した企業について、収集されている情報の充足度をみると、現状で「十分」と考えている企業はさすがに少ないものの、「十分ではないがある程度得られている」というものが全体を通して多数を占めている。 ただ、明確に「不十分」と回答したものもかなりの割合を占めており、構内、構外・兼業を通して平均して10%以上である。「十分ではないがある程度…」との回答を含めると多くの企業は現状での情報内容、情報レベルに不満を感じているといえるのではないか。 特に「情報の収集提供システムと情報ネットワークが必要」と回答した企業にはその傾向が顕著である。 ●構 内 構内で「不十分」との回答で目立つのは「労働力の調達・確保に関する情報」(24.1%)が不足しているというものであり、構内企業の労働力調達が思うにまかせない現状を反映したものといえる。 一方、安全衛生に関する情報は、元請企業の指導の下で安全教育、安全管理が計画的に行われており、「不十分」とする回答は少ない。 ●構外・兼業
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